皆様からよくご質問を受ける内容をまとめています。
よくあるご質問一覧
- 生化学用真空採血管(分離剤あり・なし)
ご案内しております血清量に対し、約3倍の量を目安に血液を採取してください。
ただし、患者様によっては血清の量が少ない方もいらっしゃいますので、量に余裕をもって採血をお願いいたします。
- その他の真空採血管
それぞれの採血管には薬剤が添加してあります。
各検査項目の血漿量に関係なく、それぞれの採血管の容量まで採血を行うようにしてください。
- (滅菌)尿スピッツ
容器容量が10mlとなっております。できるだけ、容量いっぱいの状態でご提出ください。
- 糞便容器
採取量が拇指頭大となっておりますが、患者様の状態によって既定量の採便が難しい場合には、弊社へ電話にてお問い合わせください。
なお、採便容器は検査の種類により専用容器が分かれています。
専用容器の指定のある検査項目につきましては、それぞれの既定に沿って採便を行ってください。
- その他の容器
各検査項目で専用容器の指定がある際には、それぞれの専用容器へ既定量の採取を行ってください。
詳細等、ご不明な点がございましたら、弊社へ電話にてお問い合わせいただくか、弊社担当者までご連絡をお願いいたします。
①検査案内に記載のある保存方法は、血清・血漿分離後の保存方法となります。
②採血後、回収させていただくまでの保存方法は以下の通りです。
1)生化学用真空採血管(分離剤あり・なし)
血清分離前 : 常温にて保存してください。
血清分離後 : 各検査項目の保存条件に従って保存してください。
2)その他真空採血管
分離前後関係なく、冷蔵で検体を保存してください。
ただし、一部検査項目は冷蔵保存ができないもの(QFT、心筋トロポニンT定性、アンモニアなど)もあります。ご注意ください。
3)尿・便
冷蔵で保存してください。
(健診便)検便容器は、保存期間内でしたら、冷暗所にて保存も可能です。
4)病理組織検査
ご提出までの間は、常温にて保存してください。
5)その他の検体
スワブ等は冷蔵にて保存してください(一部項目を除く)。
スライドガラス等、常温にて保存していただく検体もございます。
※検査項目によっては、上記のとおりでないものもございます。
詳細等、ご不明な点がございましたら、弊社へ電話にてお問い合わせいただくか、弊社担当者へ
お問い合わせください。
※ 専用容器一覧に記載されている保管方法は、採血前の『容器の貯蔵方法』になります。
採血後の保存条件とは意味が異なりますので、ご注意ください。
□各検査依頼書に共通してご記入いただく内容
必ずご記入いただくのは、『患者様名・性別』となります。
ただし、検査の内容によっては『年齢』が必須となるものや、データ参照の際に『患者番号(ID)』が必要となるものもございます。
『生年月日・患者番号(ID)』はできるだけご記入いただきますよう、ご協力をお願いしております。
なお、その他データに関しましては任意となりますので、報告書に反映させる必要のある項目に関しましては、依頼書指定欄にご記入ください。
【各依頼書の注意点】
①総合検査依頼書・細菌検査依頼書
患者名・担当医その他は「カタカナ左詰め、濁点を1文字として」ご記入ください。
数字は「右詰め」でご記入をお願いいたします。
マークは枠からはみ出さないよう、しっかりと縦線にてご記入ください。
②細胞診検査依頼書・病理組織検査依頼書
- 細胞診検査依頼書
患者名・担当医その他は「カタカナ左詰め、濁点を1文字として」ご記入ください。
数字は「右詰め」でご記入をお願いいたします。
マークは枠からはみ出さないよう、しっかりと縦線にてご記入ください。
患者様の情報に加え、下記の点にご注意ください。
※必ず『臨床診断・所見・経過』のご記入が必要となります。
※現状のチェック(下部右側)もできるだけご記入ください。
- 病理組織検査依頼書
患者様の情報に加え、下記の点にご注意ください。
『臨床経過および検査成績』『検査材料採取部位および肉眼的所見』のご記入が必要となります。
③その他の依頼書
それぞれにご記入いただく患者様の情報のほかに、ご提出いただく検査項目のチェック等もご確認いただきますよう、お願いいたします。
【臨床検査】
通常の集荷につきましては、ルート集配となりますので、お伺い予定時刻に回収にお伺いいたします。
緊急を要する検体の回収や、お伺い予定時刻以外での回収のご用命につきましては、一度、弊社へ電話にて
ご連絡をお願いいたします。
注)緊急を要する検体の回収につきましては、別途「緊急検査項目」該当のみとさせていただきます。
お伺い予定時刻以外での回収につきましては、別途手配が必要となりますので、まずは弊社へご連絡ください。
【環境検査】
定期的にご提出いただきます施設様につきましては、ルート集配となりますので、回収予定曜日・時刻にお伺いいたします。
注)定期回収の施設様につきましては、一度目の回収でご提出できなかった方の回収につきましては、もれ回収日のご利用をお願いいたします。
毎月、予定しております回収日以外のご連絡につきましては、ご希望に添えない場合が多々ございます。
検体を直接お持ち込みいただくか、弊社までお届けいただきますよう、ご協力をお願いしております。
検査の値は、病気の有無や種類、食事・運動・採血時間等、様々な要因で影響がでるとされています。
病気の有無以外で、それぞれの影響をなるべく排除できるよう、多くの検査項目については、『早朝・空腹・安静』の状態で検体を採取することが望ましいとされています。
食後については、「空腹時」の採血をおこなうには4~5時間以上の絶食が望ましいとされていますが、
糖負荷検査など「早朝空腹時」の空腹時間は10~14時間となっており、水やお茶以外の飲食物を摂らないようにします。
また、喫煙は検査値に影響をおよぼし、正しい評価を得られない要因となるため、検査や健康診断を受ける際には注意を促すことも必要となります。
下記、時間帯でしたら、弊社窓口で直接お持ち込みを受け付けています。
平 日:午前9時~午後6時
土曜日:午前9時~午後4時
(日・祝日の持ち込みはお受けしておりません。)
事前のご連絡は、上記時間帯であれば必要ありませんが、必ず『検体』と『依頼書』を合わせてお持ち込みください。
『検体』には患者様のお名前を、『依頼書』には必要事項をご記入の上、お持ち込みください。
地図はこちらよりご覧いただけます。
【血液検査】
- 「緊急検査項目」につきましては、即日検査となります。
- その他の検査項目につきましては、数日お時間をいただいております。
詳しい検査日数につきましては、弊社までお問い合わせください。
その際、患者様の情報に合わせて、ご提出いただいた日をご連絡ください。
【細菌検査】
- 一般細菌
塗抹:1~3日
培養同定:3~7日(菌の発育により日数が変わることもあります)
- 抗酸菌
塗抹:1~3日
分離培養:陽性確定次第、ご連絡いたします。
陰性でのご報告は、中間報告が2週間、最終報告は6週間後となります。
※その他、検査項目につきましては、弊社へお問い合わせください。
【細胞診検査】
- その他:3~10日
- 婦人科:4~9日
- HPV:7~10日
※検査の状況により変更になる場合もございます。
【病理組織検査】
4~10日
【環境検査】
- (健診便)検便検査:4~10日
- 食品・水質検査につきましては、直接、弊社へお問い合わせください。
お預かりしました検体は、下記の期間、弊社にて保存しております。
- 全血・血清:1ヶ月
お預かり後は『冷蔵』にて検体を保存しているため、一部、追加検査の受託ができない項目もございます。
- 血球:7日間
- 血糖:7日間
- 尿: 7日間
- 糞便:7日間
上記検体にて追加をご依頼される場合には、弊社へ直接ご連絡ください。
1)検体の残量により追加検査をお受けできない場合もございます。
2)検体の保存条件が追加検査の保存条件と異なる際、追加検査をお断りする場合や『参考値』でのご報告となることもございます。
3)検体保存期間内であっても、追加検査をお受けできない項目もございます。一度、弊社へお問い合わせください。
容器の一覧はこちらをご覧ください。
- 通常、お届けしています容器とは別に、専用容器がご入り用となりましたら、弊社へ直接ご連絡をいただくか、回収に伺った際にお申し付けください。
- お届けに関しましては、在庫のある専用容器は、次回お伺い以降でのお届けとなります。
なお、担当者がすでに外出している場合や、容器の在庫がない場合には、翌日以降、数日お時間をいただく場合もございます。
- できるだけ、早めにご連絡をいただきますよう、お願いいたします。
※各項目の検体を採取する容器は、『受託項目検査案内』の各項目『容器名』にてご確認ください。